チキって發利大厦を後にした私。
發利大厦のすぐ側にも有名な141である香檳大廈なる場所があるとリサーチしていたので、訪れてみることにする。
が、見つからず・・・
「141は発見するのが困難」という前情報もあったのですが、まさしくその通りです。
実際、こちらは諦めて旺角エリアまで戻って訪れた「建興大厦」の入り口ですが、見ての通り初見ではまずわからないです。(写真左側の階段が見える雑居ビルの入り口的なものが入り口)
それにしても、繁華街のど真ん中、普通の店が1〜2Fに入っているマンションの中で売春が公然と?行われているというこの環境は日本では考えられません。ここ旺角も、日本でいう渋谷的なエリアであり若者が買い物をするショッピングセンターが多数見かけられます。
さらにこの建興大厦、階段で上がって行こうと思ったら2FにもYONEXのラケットショップが普通に入っており、一度「ここじゃねえじゃん」と判断して外に出てしまいました。
しかし、このYONEXショップの住所を確認すると「建興大厦婁2」みたいなことが書いてあるので、やはりここなのか?と半信半疑で突撃。発見するまでの難度が高い遊びです!
意を決してマンションのエレベーターに乗り、最上階の13階へ。
当マンションはA棟とB棟に分かれており、エレベーターも2機あって奇数階に止まるものと、偶数階に止まるものがあります。偶数階は、14階まで。
画像はエレベーターの天井ですが、いやしかし汚い!香港の建物の中は実際どこもこんな感じで、カビと埃と油にまみれて生活しているような気分になります。
これで平均寿命が日本よりも長いというのだから驚きです。大気汚染だなんだと騒がれていますが、空気が多少汚いくらいでは人間びくともしないのかもしれません。確かに、空気の住んでいそうな山岳地帯や森林地帯に住んでいる人がそうでない場所に住んでいる人よりも長生きするかというとそうではないし、長寿を決定する因子は結局「食」にあるのかもしれないと思います。
141の窓から、マンションの内側を見るとこんな光景。
堆積し続けるゴミ。きっと誰も掃除などしないのだと思います。窓も汚れていて、鼠とゴキブリの巣窟になっていることでしょう。
昼間でも光の差さないビルの隙間。エアコンの室外機がこんなところにあるわけで、必然室内に吸い込まれる空気もここから来ているわけです。
こうした劣悪な環境下ですが、香港の不動産の価値はバカ高く、値上がりし続けているそうです。
日本はオリンピックに向けて地価が東京を中心に上がっており、住むのではなく、投資目的でのマンションの建設や購入がここ数年増えていますが、2020年を前にして既にバブルが弾け始めているように感じます。
TATERU問題とは関係ないところでも、不動産業界全体の株価が下がり始めていますが、これは当然と感じます。
移民の受け入れもしない、税金も上がり続ける、若者の数も減り続ける、子供の数も減り続ける、そんな場所の不動産の価値がこれから上がっていく筈がありません。短期でみれば日本は東京、大阪などの大都市に限れば少しは希望が持てますが、現状のままでは継続的な発展は望めないと思います。
対して香港は、新築でないこんなボロボロの家でも移り住んできたいと思う人が絶えないのでしょう。中国本土からすれば香港のこの環境は劣悪でもなんでもないと感じるのかもしれませんし、まだまだ夢に溢れる場所なのかもしれません。
そんなことを感じながら、扉の呼び鈴をピンポン。真面目なことを考えて見せても、煩悩には勝てません。
10階から上のフロアには「新場」と書かれた紙が沢山貼られており、「全場600HK$」とも書かれています。
中国語の心得はないので推測ではありますが、新顔フロア、かつ600HK$均一ということでしょうか?
9階から下に行くと500$の表示が増え、4~6階あたりまで来ると380HK$~430HK$など、刻んだ価格がちらほら。發利大厦と比べて女性のレベルはやや低めと感じます。
とりあえず、ここで中にも入っておかなければ調査に来た意味もないし、ブログの撮れ高?的にも面白くないので、パッと見綺麗な女性が出て来たところに勢いで突撃してみることにしました。
ちょっと色浅黒めの、「パッと見」ヴァネッサ・マーシル(個人的に好きだった海外ドラマに出てた女優)似の部屋にin。
で、海外によらず風俗あるあるですが、薄暗い中で一瞬で判断して勢いで突撃する形になるので、部屋に入ってよくよく話してみるとあれ?なんだか最初の印象と違う・・・
ヴァネッサ(仮名)はフィリピン人らしく、英語での会話が可能だった。これはありがたい。
しかし、薄暗い部屋のベッドに腰掛けてヴァネッサを見上げるとなんだか、うん。すごく、おおきいです。。。
これはあれだ。タイで遭遇した美人だけど工事済みのレディボーイと対戦した時と同じ感覚。
ここはタイじゃないし、そんなことありえるか?とも思いましたが、これはもしかしたら男の可能性がちょっとあるかもと感じました。
肩幅、骨格が自分よりガタイがいいぞこれ。
しかし一回部屋に入った手前、これ出ていけんのか?
しかし中国人と違って彼女はフィリピーナ。幸福度の高い、陽気な人柄の良い国からやって来た常夏の妖精。
前情報では香港の風俗は「ただ入れて出すだけ」が主流で、濃厚なプレイやサービスなど期待してはいけないが、タイ人やフィリピン人はホスピタリティを持っていることが多いので内容も楽しめるかも、とありました。
ここはヴァネッサの優しさに賭けてみることにします。
「ごめん、初めて来たからちょっと緊張してて勢いで入っちゃったけど、やっぱり出てっていいかな?」
身振りを交えつつ下手くそな英語で彼女に伝えると、彼女は笑顔でいいのよ、と言って部屋の外に返してくれました。
あ、危なかった。
部屋に入ってから途中キャンセルをした話なんてこれまでに情報を仕入れた先輩方のブログには書かれてなかったから通用するかどうか不安だったけど、普通に出られたわ。
ありがとうヴァネッサ。
気を取り直して建興大厦を隅から隅まで探索するも、なんとなくぶつかってみる気が失せてしまい、退室することに。
夜遊びはする予定だけど、まだ午後5時くらいなので気にせず次のプランを練ることにします。
つづく
※この記事が18年10月現時点でかなりの人気記事らしいのですが、ちゃんとプレイしたレポートが
翌日の旅行記にあります。こちらでプレイレポートをお楽しみ頂ければ幸いです。
in!とタイトル付けておきながらプレイしてない詐欺タイトルですみません。。。

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