これまでのあらすじ
静岡「おい乱」でめちゃめちゃタイプのさりな嬢と出会った私。
出会った瞬間、本気で口説きたいと願った私は、「40分おっパブでおっぱい触らない作戦」を採択し、「店には来ない」という誓約と制約によって男気(念能力)にブーストをかけ、店外デートを取り付けた。
タイトルで既に激しくネタバレしているが、果たしてさりなとセックスできるのか!?
本編
さりなと店で出会った翌日、私はいつも2時間単位で遅れる商談を問屋さんのセールスに無理を言って順番を早めてもらい、5時にビジネスホテルへチェックイン。
バッチリシャワーを浴びて髭を剃り、眉毛も整えてから15分前に予約した居酒屋にスタンバイした。
さりなからは、「ごめん!ちょっと遅れそう(;´▽`A``」とのLINEが来ていたが、優しく許す。
こういう時私は全く動じない。なんでかって、女の子は基本的に待ち合わせ時間に30分遅れて来るのがデフォだと考えているからだ。(ナメられているだけです)
ただ、正座して何も注文せず待つことはしない。ビールと何品か料理を注文して、好き勝手飲み食いしながら待つことにしている。
その方が女の子も気を遣わないで済むし、女の子が来てから料理を待つ時間のロスも無くなる。
待ち合わせ時間の7時半を少し回った頃にさりなは現れた。
薄暗いセクキャバの店内で見た時よりも、普通の格好をしている方がかわいい。もちろん、ポロリ寸前の花魁の衣装はエロさ満点なのだけれど、そんなあられもない格好で出会った彼女が白いニットカーディガンにジーンズ姿で現れると逆に正のギャップを感じて良い。
さりな「すみません、待ちました?」
私「全然!(以下略)」
何度となく繰り返されて来た会話である。
さりな「私お店の外でお客さんと会うの初めてなんでどうしたらいいかわかんなくて笑」
私「目のやり場に困らないから話しやすくて良いよ笑」
さりな「確かに!でもなんか逆に恥ずかしいんですけど笑」
私「お酒飲む?仕事で飲んでるからやめとく?」
さりな「いえ、私お酒大好きなんでいただきます(^^)」
会話は終始盛り上がった。
というか、彼女はやっぱりプロのコンパニオンなのだから、楽しく無いわけがない。他の男に毎日おっぱいを触られて、ディープキスもべろんべろんにしていることを考えるとちょっと胸が痛いがそれさえ考えなければ最高に楽しい。
彼女は24歳で、派遣で働いていたが人間関係に疲れて仕事が続かなかったらしく今の仕事で稼いでいるらしい。コンビニのバイトを兼業しているので、シフトがうまく組めないと昼夜を通して働く日もあるので凄くハードな生活だと言った。
転職というか、定職にもつきたいし彼氏ができれば一緒に住める相手がいると生活が安定するが 、今の仕事をしていると就職活動も考えられないし、ちゃんとした男も見つけられないで悩んでいるらしい。
うん、負のスパイラル。
ブラックな職場に取り付かれてしまうと、転職を考える余裕もなくなるんですよね。。。生活を変化させるのはエネルギーがいるけど、それを蓄える余裕がないからズルズル消耗しながら今の生活にしがみついてしまう。
(私も上司にパワハラ受けてた時同じ症状でした)
そんなわけで、彼女からそんな悩みを聞きだせるくらいに和み、楽しい時間はあっという間に過ぎる。
午後9時半、店を出て2件目へ。
この2件目、泊まっているホテルの隣のビル1階に入っている居酒屋。
そういえば最近、ダイワロイネット系列など居酒屋チェーンと提携しているビジネスホテルが多くて助かります。
そこに入れば、エレベーター乗るだけで部屋まで直通なのに加えてコンビニも一緒に入っていることが多いので、買い出しも外の空気に当たらずに済む。
今回の宿の静鉄プレジオ静岡駅南も居酒屋一帯ではないけどとなりのエスパティオに居酒屋があって、ホテルの一階にコンビニがある。
2件目は最初から隣に座る。
お酒だけ頼んで、結構本気で口説く。
一緒にいて最高に楽しい。近くで見るとめちゃめちゃ可愛い、などのワードを放り込んで
チュー
しようとしたところでかわされる。
さりな「どういうことかわかってる?」
( ゚д゚)
これは
まさかの恋愛グダというやつですか?
(Exactry. 左様でございます)
迷った末に私はとりあえず…
彼女の目を見てちょっとだけ首を縦に動かしました。
(汚いぞ貴様汚い!)
すると
(*´-`)
さりなは目を瞑りました。
チューしました。
フレンチキスでした。
タバコのflavorがしました。
ちょっとだけ大人になった気分になりました。
ていうかここはオープン席の居酒屋です。
(顔見知りの営業マンにバッチリ目撃されていたそうです)
後日商談の時に取引先のバイヤーにバラされてめっちゃ笑われました。
商談めっちゃ上手くいきました。
営業マンは隙を作って突っ込ませて笑わせて仲良くなる。ビジネスにも貢献します。
相手にいじらせると一気に距離が縮まる。
居酒屋の店員の女の子がじゃっかん(とても)引いてたので店を出ました。
私「今日泊まってるのここだから」と、となりのビルを指さしました。
さりな「うける笑 昨日竜宮に泊まってるって言ってなかったっけ?」
私「こうなったらいいなって思ってたから」
※少女漫画に出てきそうなセリフですが、やってる事は完全にクズです。
必ず一回止まるようになってフロントのフロアを閉じるボタン連打で可能な限り早く通り過ぎて、部屋に入りました。
さりな「この部屋キレイだねー」
と、さりなが空気を読んでラブホに入ったカップルがよくやる茶番を始めたので付き合います。
この後やる事やるのわかってるのに無理やり一旦話題をそらすのなんでなんでしょうね。
私「ここ結構新しいからね。何か飲む?」
さりな「うん。ありがとう」
部屋のポットに水を入れて沸かし始めますが、茶番です。
彼女がそうこうしてる間に部屋を全部見回り終わってやる事が無くなったので、ベッドに座ります。
さっきの「どういうことかわかってる?」という
東大生でもきっと1%くらいしか解けない難題
に対する回答は示しておりませんが、とりあえず問題を先送りにすることには成功したようです。
私はテストの問題は分かるやつから解いていくタイプなもので。
さりなの横に座り、キスすると今回は舌を絡めて来ました。
さりなの服を脱がします。
店の外で会う彼女はちゃんとブラジャーを着けています。
外しました。
ちょっと細長めの、色白の綺麗なおっぱいが現れました。
さりな「この間も別に触って良かったのにw」
私「実はめっちゃ我慢してたw」
さりな「でも電気は消してねw」
私「ごめんw」
達成。
その後、お店には行ってません。
(でも沼津の「おい乱」にはこの間行きました)
さりなとのその後ですが、決定的な言葉は言っていないものの、たぶん付き合ってるくらいの関係が半年くらい続きました。
なんていうか、一目惚れって本能的に良い出会い方らしく相性があったんですよね。(たぶん「レベルE」の知識です)
彼女は不定休だったので基本的に平日に静岡に来て土日は名古屋の自宅に帰る私とはスケジュールの都合も合う事が多くて。
営業の合間を縫って日本平の動物園いったり、スーパー銭湯行ったり、出張手当から予算はみ出るけど温泉旅館に泊まったりしてたんですけど、基本的に楽しかった。
彼女は「私は頭悪いから会社勤めできない」と言っていましたが、全くそんな事はなかった。会話の切り返しは早いし、気がきくし頭は良かったと思っている。
名古屋に遊びに来てもらったこともあるし、プライベートを結構さらけ出した存在です。
ただ、彼女の身体には結構な頻度でキスマークが付いていたので、それに嫉妬を感じないほどには私は大人にはなれなかったので上手くいかなくなり、だんだん連絡を取る頻度が少なくなっていき、最後には返信返ってこなくなりました。
さりなのことは好きだったんでしょう。
幸せになってくれてるといいなぁ
(毎回このフレーズで〆ですね)
おわり。
今回の教訓( case & study )
・おっパブきたけどおっぱい揉まない作戦が成功(試行回数1なので再現性あるかは謎)
・おっパブ嬢が普通の服着て出てくると逆に興奮する
・わからない問題はスルーして次の問題に取り掛かろう!