初日の夜から全員ではないもののスワッピング達成という非日常を味わうことができた我々。
しかし、長老にまさかの性欲より眠気が勝ってしまうというアクシデントが発生。ペナルティものであるが、そもそも長老がゲットして来た案件なのでノーペナで行くことにした。
2日目は普通に観光、もといマリンアクティビティを楽しむことにした。
前日の深酒にも関わらず、8時に起きてバッチリパンケーキを食い、HISのラウンジでなんらかのアクティビティを予約することにした。
事前に予約して来ないあたり行き当たりばったりである。
道中もサージングは欠かさず。
ここで後に長い付き合いになるゆうか(仮)のLINEをゲットする。タモンストリートのベンチに座って自撮りしようとしていたところをすかさず声掛け。
午前中はイルカウォッチング&スノーケリングツアー。
この日イルカは現れず、Tシャツを貰う。
ちなみに、カップル旅行でもそうだがグアムでイルカウォッチングツアーにナンパ目的以外で乗船するのは地雷である。
都合4回ほどツアーに参加しているが、見れた確率は4分の1でしかも見れたとしても
豆粒
レベルだからである。
そもそも、船に乗って外洋にイルカを見に行くというのが間違っているのではないかとすら感じる。
イルカに船でグイグイ接近する事は出来ないから、見れたとしても海と殆ど同じ色をしているイルカが遠洋で飛び跳ねているところくらいのもので、イルカを本当に間近で見たいならもうちょっとガチのツアーに申し込まないと想像していたようなイルカとの出会い(並走するとか)は期待できない。
ハワイの「イルカ大学」くらいガチのツアー(かなりスパルタで泳がされる)にならないと、水族館以上の感動はたぶん得られないと言うのが私の個人的感想である。
というわけで、イルカが全く現れないので女の子達には男4人のスーパーおふざけショーで楽しんで貰うことにした。
文章にするとクソ面白くもないが、座席に座る時はダチョウ倶楽部の譲り合い、海に飛び込む時は当然のごとく出川チックな振りとまんま大学生みたいなノリを満喫していた。
スノーケリング終わってボートに戻って来てもお互いを海に落とし合うのでちっとも全員が上がってこないのでちょっと怒られた。
しかし、この辺の「楽しむ時は全力で楽しむ」というのは絶対に必要。
ナンパや風俗だけが旅ではないし、男はガキだと言われるが男4人も集まればいくつになっても子供のままの心で遊べるのが男の良いところだ。
30代になっても化粧崩れも気にしない、海に連れを蹴落としあって笑えるのが男同士の良いところである。
そして、この辺の全力のおふざけは
爽やか青年感
を演出できることもメリット。
ツアーに参加した瞬間からガッついてナンパするのはアホです。
女性の気持ちがイルカ&スノーケリングに向いている最中にナンパ男が話しかけて来たらどう思うか?
うざいだけです。
でも帰りのボートの中では楽しかったアクティビティも終わってやることなくなってます。
Wi-Fi繋がらないので携帯もいじれません。
この暇な時間になって初めて声をかけるのです。
そうすれば邪魔うざい男にはなりません。
同じような理由で、前に「ディズニーランドでナンパしてきた男がいてむかついた」みたいなツイートを見かけたことがあります。
そりゃそうです。
彼女らは高い料金を支払って夢の国の住人になりにはるばる舞浜までやってきているのに、それを邪魔するナンパ男が話しかけてきたら興ざめです。
女性の気持ちが何に向いているか、想像力の欠けた男がモテるわけありません。
というか、こういう想像力のない人って仕事にも向いてません。
嫌われる勇気は時に重要ですが、女の子が何か楽しみにしていることに集中してるときにナンパしてもいいことただうざいだけなのでやめましょう。
もちろん、友達に付き合ってきただけでダルそうにしてる子がいたとかそういうのを見分けて楽しませてあげられる選球眼があれば別ですけど。
で、他にも我々より明らかにイケてる大学生男子4人組がこのツアーに参加してたんですけど、彼らを上回るはしゃぎっぷりと切り替えの早さが功を奏し、一緒に参加していた女の子グループのうち2組とLINEを交換しました。
我々のことも大学生だと思ってたらしいです。
そして、イケてる男4人組のうちの1人とも仲良くなりました。
彼は我々が女の子たちと仲良くしているのを見て憧れを抱いたそうです。
まだ22歳なので、ナチュラルに女の子に声をかけられないのは仕方ないかもしれませんが、ハッキリ面と向かって教えを請いにくる姿勢は伸びる男の証なので色々と手ほどきをしました。
そして全然絡んでなかった女の子グループと話すきっかけを作ってあげました。
彼らは嬉しそうに女の子達と喋ってましたが、無事セックスできていれば幸いです。
さてマリンアクティビティを楽しんだ後はグアムの常でやる事ないのでナンパしかありません。
タクシーの運転手に教えてもらったアメリカンなステーキを食べて血の気を増やしたあと、タモンストリートに繰り出します。
翌日早朝にグアムを発つので、短期決戦が求められます。
しかし、この日も連絡先は着実に増えて行くも、なかなか連れ出せません。
途中、みんなでグアム唯一のクラブである「GLOBE」に入場しました。
クソでした。
入場料を払って中に入るとそこはクソみたいな音楽、クソみたいなフロア、がっかりしながらだらだら体を揺すってる人々。
ここにお金を落とす価値はありません。
KARAとか流れてます。
客層は全体的に年齢が上で、バブルの頃にグアムに社員旅行とかで来てたような世代の方々が踊ったりしてます。
クラブじゃありません。
ディスコです。
女の子も、今日がクラブデビューみたいな感じでおどおどしていて酔っている様子がありません。
男もこれまたクラブデビューな感じの学生っぽいグループが何組か、女の子グループを遠巻きに見ているだけです。
上層階のソファにはおっさんが陣取り、おばさんと飲み会してます。
そして、人影は全体的にまばら。
(こいつぁひでえ…)
我々は即座にクラブを出ました。
我々には公算があったからです。
それはクラブGLOBEの 前
同じようにこのクラブをつまらんと感じて出てきた割とイケてる女子がそこに溜まってたからです。
灰皿やベンチもあるので、ここでだらだらしてる人がいっぱいいるのです。
そこに「中どうでした?」と声をかければ
「つまんないよ」
「ですよねー」
と一瞬で共感が得られます。
最初から立ち止まってるので和むのも楽です。
というわけでグアムの夜にクラナンがしたい男性は
中に入らないのがおススメです。
昨日と同じペアで別れた後、2:2でここで狩りを始め、長老とI先輩のペアはものの5分くらいで2人組の女子を連れ出し。
ちょっと昨日の居酒屋行ってくる、と言い残して去って行きました。
私とK先輩もそこらにいる女の子とちょいちょい和んでました。
そして、GLOBEから出てきたばかりの女子大生風の2人組が歩いて来たので声掛け。
K「こんばんわ。中の様子どうだった?」
女の子2人は、「クラブは初めてだったからよく分からないけど、何したらいいのかもわからないので出てきた」とのこと。
そして、入場料払ったのに勿体無くない?と聞くと、
HISのツアーにここの入場料が含まれている
という事実が発覚。
白いリストバンドがHISツアー参加者の証らしく、入場料がタダなんだそうな。
HISの企画担当者、有能。
大量の夜遊び難民を生み出してグアムをさらなるナンパイージー天国にしてくれています。
ちなみにこの内容のツアー、2018年現在でも多くのツアーの無料オプションの中に発見。
「どうする?行くところ無いしタダなら行ってみようか」という、超消極的な理由でクラブに行ってつまらないと判断し放流されるという人々を毎日生産しているのです。
しかも、白いリストバンドで外見から退屈している女の子を見分けられる。
やばいです。
で、めでたく私とK先輩の2人も女の子達を連れ出し。
昨日と全く同じ誘い文句で部屋飲みを打診してタクシーに乗りました。
出会って5分でホテル直行です。
後はこの子達、不安要素があるとしたら若すぎることくらい。
社会人になって3年くらい経つと、その間に合コンしたり、ワンナイトラブを経験したりしてセックスと恋愛が段々と切り離されていくものなんですが、あんまり遊んでこなかった20歳前後の女の子ってまだまだガードが固かったりするんですよね。
彼女らは短大の卒業旅行だったので、まだ20歳です。
年齢確認はしたので飲んでも大丈夫ではありますが、若干の不安を残しつつ、ホームグラウンドへと向かいます…
(つづく)
~今回の教訓~
マリンアクティビティツアーでのナンパは行きではなく帰りに!
グアムのナンパはクラブGLOBEの前でしろ!