こんにちは、アキラです。
とりあえず、色々書いている間に北九州男旅の準即を一件達成したので綴っていきます。
今回の子は旅の最終日に空港へ向かう途中で仲良くなった奈々。
ひらがな表記だと名前なのか読みづらいんで漢字表記を採用することにした。
もちろん名付けは適当である。
奈々は出会いが良かったので、会うまでは比較的スムーズに行けたので、旅行が終わって1ヶ月後の現在タイムリーに準即を達成することができた。
実は私は佐藤栞里ちゃんが結婚したい芸能人No.1なので(コロコロ変わるけど)本当は早々に博多に再度遠征しにいくとかしてしおりを回収しに行きたいんですけどね。
何より、人は悲しいくらい忘れていく生き物(by桜井和寿)なんで、ベロチューしたからといって翌日からLINE帰ってこなくなるとかザラ。
ソロアポだけしに博多まで行くのはリスクがでかい。
(女の子もヒマじゃないですからね。わざわざ東京の男が遊びに来るまで待ちませんわ)
というわけで都合よく福岡出張なんて入るはずもなく、関東での活動優先だったわけです。
相変わらず前置き長いのでここから本編
2018年10月の某平日
私は八王子にいた。
何でかって?
奈々の自宅が八王子だからです。
私は呼ばれればどこででもホイホイついて行く
安い男です
まあ近辺で仕事があったんでそのついでだったんですけどね。
翌日は取引先の手伝いで朝8時に八王子の西寺方町というド田舎集合なので、八王子は東京都内ですが出張対応させてもらいました。
(お住いの方マジですみません)
ちなみに私の生まれは茨城県の河和田というクソ田舎なので田舎コンプレックスです。ごめんなさい。
翌日朝早いものの、ビジネスホテル泊だからこちらのグランドコンディションは良好。
ただし土地勘が無かったので、奈々とは駅で待ち合わせて適当なお店に入る事にした。
待ち合わせの時間は19:30。
例によって私は仕事を早めに切り上げてR&Bホテル八王子にチェックインし、シャワーを浴びて身を清めてから10分前にスタンバイした。
しかし今回は、奈々は遅刻するどころか駅に着いたところで既にスタンバっていた。
珍しい。
LINEを見ると「今つきました!」というメッセージが丁度きたところだった。
私「早いじゃんか」
声をかけると奈々が携帯に落としていた目を上げてこちらを見る。
奈々「あっ、お疲れ様です〜早いですね着くの」
私「気合いで仕事終わらせてきたよ。どっち方面いこうか?」
奈々「何も考えてませんでした笑」
私「美味しいものは博多で食べてきたから適当なとこでいいよね?この辺詳しくないしw」
奈々「いいですよ〜適当に行きましょう!」
というわけで、自然なエスコートで私は元来た方向に向かって歩き出す。
ちょっとでもビジネスホテルに近い方向へ誘導するためである。
本当にビジネスホテルというのは最強だ。ラブホと違って立地がいかがわしくないから、徒歩3分圏内に居酒屋がいっぱいある。
これが渋谷のラブホに連れ込むとかだと警戒心が先に立ってしまって連れ込みの難易度は跳ね上がるんだろうな。ラブホ行こう→エッチしようとほぼ同義語だし。
来る時に目星をつけておいた

鳥メロ
(生ビール1杯199円)
に入店する。ここでいい?と聞くと元気よく「いいですよ!」と返事が返って来たのでずんずん進む。
女の子を口説くのにはタイプにもよるけど、高い店とかお洒落な空気とか殆ど要さない。ナンパ始めたての頃はそういうのにこだわっていて美味しいお店探したりしていたけど無駄だと気づいたのでやらない。
というか、女の子がそれでどれだけ喜ぼうとそれは
お店に対して喜んでる
のであって、
男に対して感動してるわけじゃない
のである。せいぜい「美味しいお店知ってるね」で1ポイントくらいは得点入るかもしれないが、そこら辺の男に対する差別化には一切ならない。
まあ、だからといって鳥メロはないと思ったそこのアナタ
フミヤ先輩のソロアポは大戸屋です。
初めて聞いた時頭がおかしくなりました。
徹底したローコスト化の末に行き着いたのが大戸屋でご飯食べて自宅に直行らしいです。
もはや夫婦の外食ですね。
日常感が逆にリラックスできて良いのかもしれません。
話が逸れてしまったので戻しましょう。
鳥メロに入店してチャンジャ(350円)とチーズインつくね(299円)と生ビール(199円)を2つ注文して乾杯。
スカイアクセス特急の中で結構な時間喋ったので、色々基本的な情報はある程度既に掴んでいる。
社会人一年目で小売業界。
長崎にはハウステンボスではなく、「チームラボ」のイベント観に行った。
彼氏持ち
悩み無し
うん、薄いですね情報。
まぁでもね、基本的に女の子の情報なんて覚えないですよ。
無理に相手に話を合わせようとするとボロが出ますからね。
ただ、今回じゃっかん私のアポの手口的な感じで書いてるので真面目に振り返りすると、彼女とは全くの僥倖で仲良くなった訳ではないと思ってます。
何をかくそう彼女が行った長崎の「チームラボ」は私も興味があったから。
森美術館でやってた展示も観に行ってます。
チビデブ一重の私に強みみたいなのが一つあるとしたら、多趣味なことかなと。
結構色んな分野のことにチャレンジしているし、面白そうだなと思ったものは体験してみる。あと、見てきて興味を持ったものは基本的に調べる。
こうやって書いてみると特に大したことでは無いんですけどね。あと、他人からの影響をすぐ受けるタイプなので、人に勧められた音楽とか映画とか本とか漫画とかすぐ試すようにしてます。
こうすると自分の嗜好がだんだん広がっていくので、こういうところで誰かの趣味に引っかかったりします。
営業マン向いてるのかもですね。学生の時とか自分では1ミリも営業に興味無かったんですけど。
というわけで、彼女に長崎に何しに行ったか聞いて「チームラボ」の名前が出てきた時に相方二人は「何それ?」だったんですけど、
「ああ未来の遊園地とかのやつね!いいな〜!」と反応できると。
そんなこんなで、お互いの旅行の話で盛り上がる。
福岡ではこうだった、別府ではこうだった、長崎ではどうだった?と。
そこから先は会話のパターンは毎回一緒です。
今まで楽しかった場所は?とか行ってみたい場所は?とかの話題である程度楽しくおしゃべりしたあと今度あそこ行こうよ、的なまだ見ぬ未来を勝手に創造して楽しむパターン。
ただ、今回奈々は彼氏持ちだった。
八王子がホームだが、彼女は旅行の終わりに千葉のとある駅で降りて、彼氏の家に泊まると言っていた。まぁ可愛いし別に驚かない。
私「彼氏は一緒に旅行行かないの?何も言わない?」
奈々「それが、この間めっちゃ怒られたんです!!」
待ってましたとばかりに食いつく奈々。
福岡からのフライトの間に酔いはある程度冷めていたものの、溢れ出るお酒の匂いは隠せなかったらしく、博多でベロベロに酔っ払って帰ってきたことを酷く怒られたらしい。
うん、心の狭い彼氏だ。彼女だって旅行に行った時くらいハメを外してもいいだろう。
まぁ、それで男と連絡先交換して帰ってきたら怒って当然だけど。
奈々「それで、彼氏が色々詮索してくるんですよ。でもとりあえず疲れてたんで寝て起きたら、彼氏がめっちゃ怒ってて」
ふむふむ。
奈々「彼氏が携帯勝手に見たらしくて、マジギレして部屋追い出されたんですよ。どう思います?」
すみませんでした(土下座)
この場合、原因の一端を握っているのは私であるが、でも一言言わせてもらおう。
人の携帯勝手に見るのマジでやめましょうね
(*≧∀≦*)
いいこと一つもありませんからね、ホント。
私「ありえないね!携帯覗くとか相手の人権を全く尊重してないね!」
奈々「ですよね!」
私「お互いの間に信頼関係があったらそんなことしなくても平気だと思うんだけどなぁ」
奈々「ですよねですよね!」
私「でも見られてまずいメールとかあったん?」
奈々「ユキオさんとのメールは「お陰で無事に帰れました!」だったから別に平気だったんですけど中洲の屋台で男の人と肩組んで写ってる写真がまずかったみたいです」
うん、俺の責任じゃなかった!(^^)
(クズです)
とりあえず、奈々はガードがゆるゆるということが発覚したので、どんどん酔わせて腕を下げさせる作戦に。
彼氏とはいちおう切れていないらしいが、こういうアクシデントがあった以上、事あるごとに蒸し返されるのがオチだ。
私が付き合うつもりはないけれども、脇が甘かったと思って諦めるしかない。
(自分の責任じゃないとわかった途端に強気になる)
ていうか彼女、やっぱり酔えば酔うほどにかわいい。
白い肌がピンクに染まっていって、顔もファンデーションの上からでもわかるほどに紅潮する。
赤くなるタイプだけど、お酒を飲むペースは緩くならない。
普段1:1でアポっても、実際お酒は1〜2杯くらいしか頼まない。コスト上がるし、女の子にとって重要なのは酒量よりもお酒を飲んだという事実だと思っているので、ちょっと飲み足りないかなくらいで切り上げるのだけど、彼女は飲む飲む。
かくして、出会った時と同じくらい仕上がったところで動くことにした。
私「そろそろ一旦出ない?今日俺近くに泊まってるからそっちで飲み直そうよ。お店で飲むよりも安いし」
正直、店が鳥メロなだけに別に値段はコンビニで買っても対して変わらなかったが、定番の言い訳を使う事にした。
奈々「わー年上の男の人こわい!そうやって女の子連れ込むんですね!」
2秒で見破られました
しかし、私はこのくらいではめげない。
店を出て、ごく当然という態度でコンビニに入る。
奈々「あの、聞こえてます?」
私「え?うん。ていうかお酒何がいい?」
奥義

野々村真拳
説明しよう!野々村真剣とは、自分に都合のいい情報以外をシャットアウトすることで女の子がグダるのを無視して話を進める技だ!
(但し、本気で嫌がられてる時は無効化される)
私がいいからいいから、と言うと奈々はしぶしぶ缶チューハイを手に取ってコンビニのカゴに入れた。
そして歩いて3分くらいでホテルイン。
ロビー階を何食わぬ顔で突破して部屋へ。
奈々「いやー、来ちゃいましたね…」
この、自分の身に起こることを理解している女の子が見せる表情っていいですね。
たまに部屋まで来ても本気でお菓子食べてお酒飲むだけと勘違いしてる女の子いるから油断ならないんですけど、この子はちゃんとわかってくれてる。
とりあえず、缶チューハイを開けて奈々をベッドに座らせて、形式上の乾杯を済ませる。
私「飲んでる姿、本当に可愛いよ。最初に会った時もそう思ったけど」
キモいですね自分
50年後に読んだら発狂しそう。
ただ、50年後に今ナンパやらコンパしてる友達と酒飲みながら読み返したらマジで楽しいかもしれない。その為にブログ続けてもいいかな。
奈々「年上こわいですww」
ただ、こうしてケラケラ女の子は笑ってるわけだからこれでいいや。
私「ごめんね、彼氏の居る方向に向かって二人で謝ろう。千葉はたぶんあっちだ」
奈々「もういいですよ!朝5時くらいに叩き出されたんで諦めますから!」
私「よし、じゃあ心の中で別れを告げて新しい一歩を踏み出そう」
奈々「はい!」
東の方向に向かって私はイスラム教徒がメッカに向かって行うキブラ(祈祷)のように、ベッドの上に正座して深々と頭を下げた。
奈々は笑っていたが、少し遅れて私の横について一緒に頭を下げた。
頭を下げたまま横を向くと、奈々の顔がこちらを見ていた。頭に血が上っていっそう頬の赤みが増している。
そのまま横向きに奈々を押し倒して、予め確認しておいた手順で明かりをいい具合の暗さになるように調節して奈々の唇を奪った。
※ビジネスホテルの照明は事前にどのボタンを押すとどこが消えるかシミュレーションしておこう!!
お酒で火照った身体と吐息に混ざるアルコールの匂いでとても興奮しました。
(小並感)
翌朝、眠い目をこすりながら私は6時に起きて奈々を叩き起こしてチェックアウトした。
今回は深酒のせいで一回戦のみ。お互い泥のように眠りこけてしまった。
めちゃ酒臭い身体で行った取引先の手伝いでは使い物にならなかったことは言うまでもない。
〜完〜
今日の教訓
・鳥メロでも、女の子は口説ける。
・恋人の携帯は見てもいいことない
・困った時の野々村真拳
・ビジネスホテルの照明はマスターしておけ