こんにちは、最近大原優乃にハマってます。
ちょっと前まではグラドルは篠崎愛一択だったのに、時代は変わっていきますね。
今回は前シリーズの失敗をバネにして初めてのギラつきを経験し、大きな一歩を踏み出した時の話です。
レベルが1から3くらいに上がってギラの呪文を覚える瞬間ですね。
ちなみにレベル30になった今でも私のMPは30くらいしかありませんし、ロクなとくぎも覚えていません。
(野々村真拳とかです)
ただやっぱりギラを覚えると一気に殲滅力が上がるのはナンパもドラクエも同じ。
というわけで、はじめてのギラ。
本編スタートです
ここから本編
銀行員ユリとの敗戦、覚王山の乱から1ヶ月が過ぎた。
自らの敗北に気付くまでに2週間もの時を要し、そのあと哀しみにくれていた私。
ネプチューン名倉師匠の教えによって、リベンジを果たすべくユリにデート打診するも不通。
かくして、ユリは死番となった。
しかし、哀しみに暮れている暇は無かった。
この後の今回のヒロインである信恵(のぶえ・仮名)との一戦の前に一度コンパを挟んではいるものの
二次会でカラオケに行き
隣に座った女の子の手を握り
その後駅まで送って行く途中もずっと恋人繋ぎでラブラブだったはずなのに
LINEが既読にならない
そんな敗戦を経験していた。
(女心の謎は深まるばかりです)
しかし私は成長していた。
だって今回はチャレンジしたから。
その結果、普通なら何にも出来ずに終わりだった筈のところを
女の子の手の感触を楽しめた訳である。
ゼロが0.01に変わった時だった。
(コンドーム並みの薄い成長です)
私は超ポジティブシンキングでこれは自分にとって大きな戦果だと思うことにした。
そして帰ったあとその手で2回オナニーした。
(マジでキモい奴です)
そして迎えたネクストコンパ。
ユリとの戦いから2戦目。
とある冬の土曜日。
私は栄に出撃した。
今回つるんでいた相手は同期ではなく、同業他社の同じく新入社員同士で知り合ったW田。
ゲスト出演なので細かくは書かないが、彼は後に私の既セクと結婚することになった奇縁の相棒である。
しばらく連絡取らなくなってから3年後くらいにばったり電車で再会し、昔みたいにコンパ開いてよ、というので彼氏を欲しがっていた既セクを投げてよこしたら上手くいった、という。
結婚式呼ばれたんですけど、難しい気持ちでしたね。
バージンロードをウェディングドレス姿で歩く既セクの姿を見るのはさながら父親のような気持ちでした。
新婦のご両親にお酒注いで貰って
「娘がお世話になりました」
とか言われた時に
「なかなかのおっぱいでした」
と心の中で感謝しました。
…
めっちゃ脱線したんで話戻しますね
そんな相方のW田はコンパの腕前は当時の私と同じレベル。
一般的なサラリーマン新入社員の域を出ない、持ち帰りなんてごく稀にあるかないかという程度。
W田は私よりも断然イケメンなので戦闘力は高いが、私と共に無駄コンパを繰り返しては反省会をし、「どうやったら持ち帰りとかできるん?ホンマ都市伝説ちゃうんか」と一緒に嘆いていた仲間である。(W田は和歌山出身なので関西弁)
顔はカッコいいけど、お持ち帰りはできない。
イケメンでも即るには技術と経験が必要である事には少し驚きだった。
もちろん顔が良いに越した事はないが、でもガツガツしていたりトークがおもろく無ければ女子は付いて来ないということか。
しかし、その夜の私はこれまでの私とは違った。
絶対�チャレンジしてやる�、と決めていた。
無理めだろうが何だろうが、「エッチしよう」とストレートに誘ってみる。
断られても良い。
フォームがめちゃくちゃでも、球が見えていなくても、バットを振らない者にヒットは打てないのだ。
ビビって目を瞑って見逃し三振するくらいなら、ボールを良く見てフルスイングしてみよう。
そんな少年野球の試合に行くような気持ちだった。
コンパの出撃前に、鏡の前で髪の毛を整え、眉毛を切り、ヒゲを剃ったあと
今日の俺はヤレる!持ち帰れる!
鏡に向かい自己暗示をかけた。
危ないヤツですね
マッドサイエンティスト的な様相を呈してきた私ですが、当時の私は引き寄せの法則とかにハマってたクチなので自信を身につけさせてくれるならなんでも良いと思ってたのでお許しください。
(ただ結局この頃思考の現実化リストに書いた内容全部達成してるから意外とまんざらでもない)
満を持して会場入りした私。
男はもう一人W田の知り合いの知らんやつ
女子は信恵を含む3名。一人はギャル系っぽいメイクに胸元のゆるい服装をしたA子ともう一人はモブ。
今回モブの扱いが雑なんですけど、実際の容姿で言うと1番モブなのは信恵だと思います。
信恵のルックスを一言で言い表すと
清潔感のあるブス
これ。そこはかとなく母性を感じる顔立ちなので不快感はない。
でも決して可愛いとは言えない。
そんな感じ。
必死に画像を探そうとして
検索ワード「チリドル」でぐぐったらそっくりなのが出てきた。

いかがでしょう、この絶妙な残念感と、でもまぁやれなくは無いかな感。
飲み会はちょっと小洒落た狭めの個室。
大きな炬燵をみんなで囲むようなお店に。
店の選定にまだ必死になっていた頃です。
コンパのローコスト化推進をフミヤ先輩が指示する前は、私は「オシャレな店であれこれ作戦を建てて女の子を口説こうとする」間違ったヤツでした。
その後、女の子を口説くには店なんてどこでもいいんだと気付くようにはなりますが、まだこの頃は新兵。
ボディタッチが多くなるように、わざわざ人数の定員が実人数より少ない座席を指定したりしてぎゅうぎゅうに押し込まれるような作戦をとったりしていました。
(無意味なのでマジで真似しない方がいいです)
心構えは新たになったものの、戦術についてはそう簡単に変えられるわけもなく、私とW田はいつものごとく
「リア充ぶって形だけウェイウェイする」
イタい戦術で戦いを進めていた。
その中、A子が実は今日誕生日だ、と言い出したので、イケメンぶりたかった私は店員に無茶振りをしてサプライズケーキ的な物を用意させた。
予約していたわけではないから既存のスイーツを3種くらい盛ったものに、常備しているロウソクや花火をデコレーションしてくれた物だったが、十分なクオリティだった。
A子はとても喜んだ。
「えーなんで準備されてるの!!」と。
この対応は実際なかなかのイケメンな機転の効かせ方だったとは思う。
この時点で私が狙ってたのは何を隠そうA子の方。お酒も良く飲むし、2000円の自腹でサプライズを切った事もあって機嫌はMAXだ。
しかし、開始から2時間経った頃、A子に異変が起きる。
トイレに行ったっきり帰ってこなくなったのだ。
様子を見に行くとA子は便器に顔を突っ込んで潰れていた。
…
まだ22歳。加減を知らずに飲んでしまうこともあろう。
しかしこの様子ではせっかくのサプライズも覚えてない恐れすらある。
とりあえず私は後ろから抱きかかえるようにおっぱいを一揉みしてからおしぼりと水を取りに席へ戻った。
「あかん、A子ちゃん潰れてるわ」
楽しかったムードは一転、全力介抱モードへ。
うん、普通なら酔い潰れて飲み会をクラッシュするのはブスの仕事だけど、今回は仕方ないね。
だって1番可愛いのに1番飲んでくれたからね。
今回はこりゃ好感度だけ上げて終わりかな、と思っていたが、どうやらA子と信恵は2人とも私と同じ駅に一人暮らしという事が判明。
それじゃあとタクシーに相乗りして搬送を手伝う。
信恵の家の前に着き、A子を自分の家のベッドに寝かせると言う信恵に対して私は勝負を仕掛けた。
「じゃあさ、一旦A子ちゃん寝かしつけた後ちょっとだけ飲み直さない?」
信恵は渋った。A子の側についててあげた方がいいかな、と。
「缶コーヒーだけでも良いから、もうちょっとだけ話そうよ。楽しかったけど中途半端に飲み会終わっちゃったしさ」
少し考えた後、信恵は言った。
「とりあえずA子寝かしてくるね。大丈夫そうだったら行くって感じでいいかな?」
「もちろん良いよ!じゃあ後で連絡するから番号教えてくれる?」
その場で携帯を取り出し、番号を打ち込む。
可能性は低いかもしれない。
酔い潰れた友達を自宅のベッドに置き去りにして外に出てくるなんて事があるのかどうか?
でも、信恵の家に上がり込んでも、酔い潰れて寝ている友達の横でセックスするのは難易度が高い気がする。
そんなシチュエーションはコミック快楽天でしか見た事がない。
なら、徒歩8分の自宅に招くのが吉だろう。
彼女たちを見送り、タクシーで自宅に戻った私は一度シャワーを浴びて身を清め、30分の時が過ぎるのを待った。
つづく