そろそろ男旅ブログとしてのアイデンティティーが薄まっているので新シリーズを。
海外風俗の殿堂とも言えるタイ。
ここへの旅行記が無い海外風俗ブログはモグリなんじゃ無いかとすら思える、世界一のエロ大国タイ。
夜遊び合法のこの微笑みの国は、言わずと知れたバンコクのナナプラザ、ソイカウボーイ、数々のマッサージパーラーにパタヤのウォーキングストリートといったメジャースポットから、路地裏を歩けば名も知れぬ怪しげな空間がそこかしこに広がる、現代の魔都と言える。
郊外風俗にはチャレンジしたことはまだ無いが、バンコクパタヤは男として最低一回は行っとかないと、という思いに駆られ、私は過去二度この国を訪問している。
1度目は奥居と二人で。
2度目はフミヤ先輩と二人で。
今回お届けするのはフミヤ先輩と訪れた2度目の訪泰の旅行記です。
なぜ最初の旅行記をすっ飛ばすかと言うと、1度目はナンパしてないから。
正直、タイで風俗行ってきたというブログは陳腐過ぎて何の面白みもないものになりそうだからというのが理由です。
初回の訪問ですし、メジャーなスポットを巡っただけで、ソイカウボーイやナナプラザでレインボー行って可愛い女の子とセックスしてきた、なんて体験は世の中にありふれているし、先達の方々がより詳細なプレイレポートや情報を書いて頂いているわけで、オリジナルな体験が私の最初の訪泰には無いのです。
というわけで、そんなら向こうで戦略を練ってナンパにチャレンジした2度目の訪タイの方が価値ある文章にできるだろうと。
というわけで本編スタートです。
ここから本編
2015年。
私は意気消沈していた。
東京本社に異動になったからである。
なんどか同じ事を書いた気もするが、普通のサラリーマンであれば本社異動というのはキャリアアップ。おまけに地元が東京なわけだから、これに文句を言う奴などマイノリティーなのだが、ご存知の通り私はクレイジーサイコパスなのでこの異動に対して上司にぶつくさ文句を言う程であった。
「独身のうちに福岡か北海道行きたいです」
「独身のうちに福岡か北海道行きたいです」
どっちも女の子が可愛くてメシが美味いというだけの理由である。
人生の伴侶を見つけるならば福岡か北海道の嫁さんをピックアップするのが最上だと今でも思っている。
しかも長年相方を務めてきた

フミヤ氏、福岡に異動。
あんなナンパの神に愛された男を天神の街に放つなんて正気の沙汰とは思えない人事である。
多数の被害女性が生まれる事は想像に難くないのに。
とまあ、そんなわけで異動になって3ヶ月、東京での生活も慣れた4月のこと。
定期的に開かれる半年ごとの会社の社内向け方針説明会に私は出席していた。
名古屋オフィスにいた頃は、この方針説明会の日は全ての営業マンが必ずオフィスに出社することを義務付けられているので、フミヤ先輩から
「今日コンパとかないの?」
とメールが来るのが通例であった。
そして、遠く離れた福岡と東京、オフィスは違えどこの会議は全国のオフィスにテレビ会議で中継されているので、時を同じくして我々は説明会に参加したのである。
社用の携帯の振動を太股に感じ、私は着信内容をチェックする。
フミヤ先輩「アキラ、今日なんかない?」
我々二人にだけわかる会話を懐かしく感じ、私は返信した。
私「手配します」
例年であれば、この瞬間から私はアポれそうな女子を連絡先から片っ端からあたり、LINEで「今日暇?」という女子からしたら軽く見られていることこの上ないから普段は絶対やらない誘い方でコンパを手配するのが通例だった。
こういう日は時間通りにキッチリ方針説明が終わる為、5時ピタで退社できる。
よって、18:30からと21:00から、
ブスが来た時の保険として2件コンパを入れる
というのを基本にしていた。
ちなみに、だいたいの場合同じ店に予約を入れていた。
最初の頃は「え?18時半からですか?21時からですか?どっち?」と店員も困惑していたが、
年間200件くらいその店でコンパしていたので途中からすんなり話が通じるようになった。
( VIPカードを発行してもらっていつでも2,000円引きor会計20%オフだった)
女の子達を送り返した後、「男子だけで反省会するから!」と言って同じ店に入っていくキチガイ集団。
ただ、そんな思い出も虚しく、今は一緒に遊ぶこともできない。
私は考えた。
そして、会社の方針説明の資料をイントラネットからダウンロードし、内容をもじって1通の企画書を作り上げた。
〜海外事業の量的成長〜
「東南アジア諸国におけるシェア拡大」
こんなタイトルのパワーポイントを作成し、私はフミヤ先輩のPCに送信した。
もちろん中身は
バンコクのエロスポットと、海外営業(ナンパ)戦略を語ったふざけた資料である。
我々は飽きていたのだ。
国内でナンパはできるようになった。
自分なりのルーティーンも確率した。
身持ちの堅い実家暮らしの女が蔓延る名古屋から東京に出てきて私はさらに退屈していた。
名古屋の女を即る難易度に比べたら、東京でのナンパ・コンパはベリーイージーだ。
酒飲まない、門限ある、終電早い、お嬢が多い、車ないとデートできない、日本3大ブス県
ここでの戦いなんて、ナイフ縛りで追跡者退治をするようなものである。

(高校生の時にめちゃくちゃ練習した)
それに比べて東京は
酒飲む、一人暮らし率高い、電車ある、人多い、学生も多い、連れ出しスポットもわんさか
ナンパに慣れてスレッスレになっている女性も多いが、名古屋でレベル上げした私にとっては

このくらいの難易度である。
(大袈裟です。本当はポンコツです)
とはいえ、福岡は日本一ナンパに寛容な県(ユキオ調べ)なこともあり、
退屈さはフミヤ先輩も同様に感じていたようである。
そこで私は
「国内ナンパの質的成長」
「海外ナンパの量的成長」
上記2つの方針を打ち出して海外進出をフミヤ先輩に打診したのである。
フミヤ先輩は二つ返事でOKした。
そして、5月某日。

私とフミヤ先輩は現地集合でタイのスワンナプーム空港に降り立った。
つづく
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