〜前回までのあらすじ〜
フミヤ先輩と新境地を開拓すべく、タイへと足を運んだ私。
初日は定番を攻めるとしてナナプラザとアムステルダムで2戦。
(ナナプラザではレディボーイ専門店と知らずに入店したマーキュリーで改造済み男童貞を喪失する)
「男とヤってしまった」心の傷をジャパニーズガールに癒してもらうため、H●S主催のナンパバスツアーで知り合った35歳の美女2人組と仲良くなるが…?
〜ここから本編〜
PM8:00
我々は「アジアティーク・ザ・リバーフロント」にいた。

2012年にオープンしたばかりのこの施設は洗練されていて綺麗。
バンコクの猥雑な空気感とは正反対で落ち着いて買い物ができる。
我々もここでお土産をゲットしようかと思ったが、これから始まる一戦のことを思うと手荷物を増やす期にはなれなかった。
なんとなくで集合場所を決めたので、合流できるだろうと目論んでいたがLINEを女の子たちに送って見ても既読にならず少々焦ったが、正面入り口付近で姿を見つけることができた。
それにしても買ったねオイ。
女子の物欲と気遣いしなきゃならない社会って大変ですね。
彼女らの足元にはレッドブルがケースで積まれていた。

このゴールドのパッケージのレッドブル。
タイ土産としてこのレッドブルは確かに良いかもしれない。
あんまり詳しく語ると特定されそうなので触りだけしか話さないが、私は栄養ドリンクの類も仕事で取り扱っていたことがあるので少々この辺りのプロダクトに関する知識がある。
日本は薬事法が非常にうるさいので、レッドブルはエナジードリンクのイメージだけど薬用成分が入っていない。
レッドブルはもともと疲労回復に効能を持つタウリン(リポDとかに入ってる代表的な成分)が入っていたのだけれど、日本で販売を始める時、タウリンを入れてしまうと「医薬部外品」の分類になってしまう。
こうすると、販路や製造所に制限が厳しくかかるので「清涼飲料水」の分類で販売できるよう成分を変えたという顛末である。
(といっても、業界人の私から見てもエナジードリンクはプラシーボ効果が90%を占めていると感じているので深く考える必要ないけれど)
あと、レッドブルは実はタイ発祥の飲み物(創業者がタイ人ってだけだっけ?どっちか忘れた)だったと思うので、そんなエピソードが語れればお土産としては安価だし確かにおすすめかもしれない。
飲料だから重いし嵩張るけどね!!
で、本題に戻ると我々は
荷物番を任されました
綾香&あおいコンビは「まだ買いたいものがあるんだけどこれ重くって」だそうである。
20分ほどアジアティークの入り口で、足元に置かれた買い物の山を見守って立ち続ける。
全てはセックスのため。
SEX For All All For SEX
の精神で異国の地で立ち続けました。
彼女らがさらに買い物袋を両手に帰ってきて、タクシーで彼女らが泊まっているホテルへと向かいます。
助手席に乗り込んでタクシーの運ちゃんに目的地を、と
私「ホテルどこ泊まってるんでしたっけ?」
あおい「バンヤンツリー・バンコク」
さすがですね
女子はホテルステイにお金かけますからねー。5つ星ホテルじゃないですか。

めちゃ良質な空間。
荷物重たいので、部屋まで自然についていく我々。

すげー…
てか、この場合女性側が男を連れ込んでるんですけど、
ジョイナーフィーどうなるんだろ。
(タイで宿泊してない人を連れ込む時の料金)
タイ人の女が連れて来られてる感じじゃなかったらオッケーなんかな。フロントでも止められなかったし。まぁふつうに
カップル2組とかに見えるもんね
無事に荷物も置いたところで外に出る
あおい&綾香「ごはんどうします?」
打ち合わせずとも私とフミヤ先輩の心は一つだった。
私&フミヤ「この辺でテキトーに入りましょう」
コンドームがコンセプトのレストランが良いんじゃないか?などというリサーチは行なっていた。
(このマネキンゴム臭そうですよね)
しかし、ここはもうプレイグラウンドが目の前にあって、ここからわざわざ離れる手はない。
よって、「一番最初に目についた良さげな店」に入る以外にない。
私は
眼にオーラを集中させ通りの角に良さげなバーを発見した。
私「あっちいきましょう」
角の店はバーで、軽食しかないと言われた。
私「タイ最後の食事がここでも大丈夫でしょうか?」
綾香&あおい「いいよー!!」
知らんがな
と心の底でツッコミを入れつつ席を確認する
店員「3名掛けの席しか空いてないよ!」
私「ねじ込んでください」
店員「おk」
というわけで、私がスツールに座り、
フミヤ先輩と女子2人が2名掛けのソファにぎゅうぎゅうで座る。
アルコールとフィッシュ&チップスをオーダーする。
我々が今回の旅でタイで一番食べた料理は
フィッシュ&チップス
(翌日も食べた)
タイ舐めとるやんけと言われそうですね。
女子2人はワインをぐいぐい飲み
フミヤ先輩は唇を濡らす程度にビールを嗜み
ここの店、自由に演奏して良いギターが置いてあったんで弾くことにしました。
めっきり触ってなかったんで酷かったけれどもJapanese Songをやれとほかの客から言われたんで恥ずかしがりながら演奏。
途中2回くらい演奏止まったのに白人様がビール奢ってくれましたよ。ええ。
女子もフミヤ先輩も全然聞いてませんでしたけどね
(かっこつけてバーとかで演奏するのはナンパにとって1ミリも良いことありません)
てか
僕が歌ってる時チューしてませんでした?
しかも3人で。
仕上がりすぎですね。
というわけで、フミヤ先輩からゴーサインが出たので会計。
店を出る我々。
綾香&あおい「ごめんね、お腹いっぱいになった?男の子だから本当はもっと食べるでしょ?」
イイね!!
いやいやいや、綾香さんあおいさん。
あんたらもう35歳ですよね?
流石に
わかってますよね?
20歳の小娘でもないわけだから部屋に招き入れることの危険性くらい熟知しているはずでしょう。
既にチューしてましたし。
というわけで男子が
セブンイレブンで食料と酒を調達し、その間に女性陣は部屋で荷造りを先に済ませることに。
買い出ししの時フミヤ先輩が
「そんな飲まないでもイケそうだから、ポッキー一箱くらいで節約してね」
と言ってきたのを今でも覚えてます。
どこまでケチなんでしょう
まぁ、結果的にそれだけでイケたんで正しいんですけどね。お菓子パー
ティーするっつってポッキー一箱…
部屋に戻ると荷造りはまだ途中でしたがとりあえず乾杯。
飲みながら荷造りする女性陣。
その後ろ姿を眺めながらビール瓶を傾ける我々。
荷造りも終わるころ、フミヤ先輩から無茶振りの指令が届いた。
フミヤ「アキラ、セパレートして」
私「アイアイサー」
とは言ったものの、大変な指令である。
部屋飲みはまだ落ち着いて始まってもいないし、酒もお菓子も切れていない状況である。
だいたい、女子のどっちを狙うかもオミットしていない。どっちでもええんかいな。我々側だけじゃなくて、女性陣側がどっちの男を気に入ってるかもよく分からんのに。
ただ、私はフミヤ先輩から
歩く仕切り板
セパレーターアキラ。
言うなれば私は
即師ではなく
セパ師
です。
(セパって自分はsexできずにフミヤ先輩だけ即ることがままある)
私は腹積もりを決めた。
私「綾香さん、ちょっとホテルの中案内してくれません?」
綾香「あ、探検?」
私は巨乳狙いで綾香氏を探検に誘った。
私「プールサイド行きましょう」
綾香「いいよー!みんなでいく?」
あおいが口を開く前にフミヤ先輩が先制した
フミヤ「俺らはちょっとしてから行きますね!」
今なら関西人よりも綺麗になんでやねんが言えそうな気がしました。
綾香「えー、行かないの?」
私「じゃあ後追いで合流しましょ」
私はそう言うと
スミノフの瓶を2本持って強引に綾香を引き剥がして部屋から出た。
綾香「あー…大丈夫かな、あの2人」
私は無視してエレベーターのスイッチを押した。
私「プールって何階ですか?」
綾香「21階!」
綾香は置いてきた2人を心配する素振りを見せながらも、カードキーをエレベーターのセキュリティにかざした。
エレベーターが動き出し、すぐに21階へと到達する。
ホールから続くプールの入り口の扉は閉まっていた。
綾香「閉まってるね」
私「21時までかぁ」
めちゃめちゃ適当な返事を返す。
プールが閉まっている事など予想がついていた。
地上階ならともかく、こんな時間にプールを開けておくホテルはそうそうない。
しかしその分、人影も全くない。
プール前のホールにソファがあるのが見えた。
私「ちょっとそこ座りましょうか」
綾香「えー、戻らないの?」
言いつつも綾香は手を引かれるがままについてくる。
もう小細工は無用。
スミノフ先生の出番は訪れぬまま、綾香を抱き寄せてチュー。
(*´-`)
無抵抗なので、胸元をまさぐって乳首を親指でコリコリする。薄着なので与し易い。
綾香「あっ…」
盛り上げ上手な35歳の綾香の身体には、まだちゃんとハリがあった。
流石に近くで触れてみると肌の質感は20代とは違うが、全然許容範囲だ。
キャミソールの下から手を入れて、ブラのホックを外す
綾香「ちょっとちょっと!ここで?」
私「んー、誰もいないし、もう我慢できないし…」
綾香「慣れてるの?こういうこと」
私「慣れてませんよー(棒読み)」
綾香「いやいやいや、絶対嘘でしょ!一瞬で外されたから避けられなかったし!!笑」
私「たまたまですって」
綾香「ホック外すのにたまたまとかないからねw」
私「解き放たれたがってましたよ、おっぱい」
綾香「ちょww」
私はキャミソールをまくってブラを上にずらし、薄暗い中で綾香の乳首を口に含もうとした。
が
その時
ブンっという空調の電源が入る音が響き、廊下の電気がついて我に帰る。
ガバッと服を戻し、我々は固まった。
綾香「え、だれか来るかな」
私「逃げましょうか笑」
綾香「もう!」
エレベーターを呼んで、すぐに乗り込む。人影は無かったが、帰って不気味な思いだった。
綾香「冷静に考えたらさ、ふつう監視カメラあると思わない?」
私「僕が警備員だったら観て楽しみますけど」
綾香「バカじゃないの!笑」
エレベーターは条件反射的に押された綾香達の部屋のあるフロアに戻っていた。
綾香「どうしよう。部屋戻ったらさ、エッチしてると思う?」
私「正直言って、やってると思います」
綾香「やっぱり?どうしたらいいかなぁ?」
私「フミヤ先輩のプレイタイムは大体40分です」
綾香「何で知ってんの笑 絶対慣れてるでしょ笑」
私「しまったwwついww」
綾香「いつもこういう事してるの?」
私「うーん、綺麗な女性と知り合ったらそりゃ、トライはしますよ。草食系なんていいこと一つもないですからね」
綾香「それは私もそう思うな。てか私たちおばさんじゃんwからかうのもいい加減にしなさいw」
私「その急に年上感出すの大好物です」
綾香「どうする?じゃあまだ終わってないよね?」
私「もう黙認ってことで良いんですかw」
綾香「まー、しょうがないでしょwそしたらさ、上のバー行こうよ」
私「おk」
というわけで屋上にあるルーフトップバーへ。
カクテル一杯1000円くらいするような価格設定だったが、気前よく奢っておくことにした。
改めて私はナンパの喜びを噛み締める。
バンコクという地で、61階建の高級ホ
テルルーフトップバーで、女性と飲むお酒。
摩天楼から見下ろす景色は最高。
こういう瞬間の全能感はハンパではない。
男にとって夜景とは成功を実感する為にあるのだ…
なんて気持ち悪いことを考えていると、綾香が口を開いた。彼女は2杯目のロングランドアイス
ティーを注文していた。
綾香「さっきの続きしたい?」
ヤル気満々ですね
私「したいに決まってるでしょw」
綾香「私旦那いるけどいいかな」
綾香「あおいはね、
バツイチなんだけど私は今も結婚してるんだ」
ふむふむ
カミングアウトありがとうございます。
たしかに
口説こうとしてるときにそんな話しされたら普通は焦りますよね
戸惑いますよね
しかし
綾香「ほんと?イイよね海外だしさ!」
「海外だから」で不倫が許されるというのは全く意味がわかりませんが、とりあえず同意しておきました。
てか
綾香「まー実はおとといのプーケットでも酔っ払って男の人とエッチしちゃったんだけどね(;´▽`A``」
あなた…
同業者やんけ
旅ナンパをする男いれば、旅ナンパ待ち又は旅逆ナンパする女もいますよね。(ていうかめっちゃいるけど)
いいですねー
そうこうしているうちに部屋を出てから一時間が経過したので部屋に戻ることに。
つづく
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