過去記事にちょっと書き足しをして仕上げています
〜前回までのあらすじ〜
タイ滞在実質最終日。
我々は前日の疲れを残したまま、炎天下の中での観光を行なった。
ワット・ポーを始めとした黄金の装飾がなされた寺院を巡るのはなかなかに楽しかったものの、
灼熱のアジアの太陽の元での声掛けは実る気配もなく。
熱中症気味で足元がふらついてきたため、我々はアラサーのおっさんらしく涼しい屋外で寛ぐことに決めた。
そしてタクシーに乗り込んだ我々が口にした言葉は、古の海の神の名前だった…
〜ここから本編〜
お、おお、でかい・・・
まずもって驚くのは建物のサイズ。
アムステルダムもそうだけど、こんなに威風堂々とした建物で風俗店が営業しているっていうことが驚きだ。
合法だからというのが一つの理由であろうけれども、パタヤ然り、これが一大産業となって観光資源になっているというのは奇異な国だなぁ。
夜遊び産業でも世界を相手に抜きん出ることができればそれが差別化になるということか。
プロダクトの優秀さで世界トップクラスに躍り出るというのはなかなかできることじゃない。
満を辞して入店し、3階のフロアへ。
(1階も別の価格体系で営業しているという事に気づかなかった)
まだ日も落ちておらず、ピークタイムではないからか他の客の姿もあまり見当たらず、ひな壇に座る女の子もまばら。
しかし、建物から新しさは感じなくても、本当に水族館の大水槽のようなサイズ感のガラスケースの向こうに女性が並んでいるのは圧巻。まさに「人を買いに来ている」という感覚。
シンガポールの置き屋とかでもひな壇に座る女性を見たことはあるけど、ガラス越しになるとまた味わいが違う。ショーケースに入って売られている感が強くなる。
自分は完全に割り切って遊ぶことができる黄金の精神の域には達しておらず、まだちょっと体を売る女性とお相手をする時に後ろめたさ、後ろ暗さを感じてしまったりする瞬間が無くはないのだけれど、やはりまだ見ぬ世界がたくさんあるんだなぁという好奇心と性欲が勝ってしまう。
異世界もののライトノベルやそれを原作とした漫画がここ最近流行っていて、最強主人公が奴隷商がいるという異世界の文化に戸惑いながらもエロい女奴隷とめっちゃ有能な戦士奴隷を買うとかのテンプレ的な展開があるんだけど、この光景を見てしまっていると正直全然描写は物足りなく感じる。作家さんは一度こうしたリアルな現存する娼館とかの類を取材を兼ねて探検した方が良いんじゃないかと思う。
日本の日常で目にすることはないこうした目の前の光景には戸惑うし、人種(出身国)で値段が変わる明確な人種差別の現実とか、日本の風俗嬢とは違って大半が痩せていてまだ「少女」な感じの女性が言葉も通じない異国人の自分達に買ってもらおうと笑顔を作って懸命に手を振って向けてくる視線とか、この辺のリアルを一度見ておくのは、一般的には必要ない経験値かもしれないけど「異世界」を描くならきっと糧になると思うんだけどなぁ。
で、先輩と共に吟味してそれぞれ女の子をチョイス。
先輩はこの時筧美和子にハマっていたので、ボリューム感大きめの(胸が)女の子をチョイス。
僕はというと、ここは振り切ってマジで攻めたロリ系の女の子を選んでみた。
黒服に胸につけた番号札の番号を告げ、価格の確認をして首を縦に振る。
女の子が出てくるのを待ち、エレベーターに一緒に乗って上階へ。
この時の写真が頑張って撮れていたらなあ(ポセイドンは2021年時点でかなり前に閉店済)
窓の外から見えた景色はなんだかマンションとか団地の高層階みたいで不思議と日常感があったのを記憶している。
プレイルームは広くて、日本のソープのような薄暗くてベッドと浴室があるのを想像していたのでちょっとびっくりした。
15平米くらいはありそうな広い部屋で、通されると「何か飲むか」というようなジェスチャーとともにドリンクの種類が書かれた紙を見せられる
無難にコーラを頼み、外から別のスタッフが飲み物を運んできたと記憶している。
少女はずっとタイ語で自分に話しかけてくれたが、英語で返しても全く理解できないようで、全然意思の疎通は図れなかった。
iPhoneの翻訳機能を駆使して、なんとか最低限のやり取りを交わしながらサービスを受ける。彼女は自分の名前も教えてくれたが、うまく発音することもできなかった。
東南アジアには、例えばベトナムなんかがそうだが、使用する母音が日本語や英語と異なっていたりしてそもそもカタカナ表記でも発音が困難な言語があったりするそうな。
年齢を聞いてみたが、18歳ということだった。見た目は15歳と言われても信じてしまいそうな子だったが、献身的に僕の体を丁寧に洗い、湯船ではマッサージを施し、色んなところを舐めてくれた。
昔付き合っていた女の子にかなりのロリ体型の子がいて、やっぱりなんだかいけないことをしている感が行為をしていて非常に楽しい子だったのだけれど、10代の、高校生でもおかしくない年齢の女の子をリアルに抱くというのはなかなかまた気分が違うもの。
こういう時僕は心の底辛いプレイに集中できずに色んな考え事が頭をよぎってしまうタイプ。
しかし、この子はキスもあんまり積極的には受け入れてくれないタイプ(海外風俗では割と標準)だったが、すんなり射精には導いていただいた。
あと、時間も余ってしまい音声翻訳越しの会話に打ち解けてきた頃にむくむくと元気を取り戻したので、2回戦をお願いしてみたのだが、これは追加料金が必要だと言われてしまった。
ソープだと結構、複数回抜いて貰えるのがデフォなお店も多いから勘違いしていたが、あくまで一回出したら終わりなのね
うん
うん
もっと粘ってりゃよかったぁぁぁぁぁぁぁ
先に言ってくれよな
というわけで、自分の方が後に案内されたのに、ロビーで先輩を待つハメになりましたとさ。
これにてタイ旅行のプログラムは終了、途中でLINEゲットした子との後日談もありますが、それはまたの機会に
風俗とナンパのハイブリッド旅行のコンセプトに違わない戦績を出し、タイ王国を離れたのでした
タイ男2人旅編
〜やっと完〜