それは仲間のこんな一言からはじまった。
「福岡で嫁探ししたい」
3月に新宿の東口でナンパ師かつ学生時代からの大親友3人で飲んでいた時の話。
彼は努力家で仕事もでき、私より+15cmくらいある高身長イケメンである。
しかし彼はまだ未婚。
算命学の占い師によると今年結婚すると言われたそうだが、つい最近彼女と別れたらしい。
そんな席で出たこの一言。
「福岡って可愛いくて男に尽くしてくれる女子が余りまくってるうえに九州の男を嫌がって県外から来たって言うとそれだけでモテモテって聞いたから行ってみたいんだけど本当?」
※個人の感想です
彼がどっから仕入れた情報か知りませんが、私は即答しました。
ほな、福岡に婚活(路上)しにいきましょか
東京出身の、34歳未婚男性3人が集まって新宿で飲んでる時の話題がこれです。
うん
そうだよアホだよ
(by軟式globe)
というわけで即決で決まった福岡旅行。
休みを調整して、Airbnbでイケてる部屋をチョイスし、一路博多へ。
ナンパ師の会話というのは基本的にアホです。
「コロナも落ち着いて女の子たちが出会いを求めてるかもしれない」
「ネトナンでの出会いに飽きて道での声かけを求めてるかもしれない」
「移動が解禁されて県外からの男の供給がないと博多の女子が行き遅れてしまうかもしれない」
などなど。
自分達にとって都合の良いように全ての情報を解釈するのが一流のナンパ師です。
女の子が言うことに逐一ネガティブ思考で返してもつまらないですからね。
女の子が早く帰りたいと言えば「早めに持ち帰って欲しい」と解釈し
女の子がつまらないと言えば「もうトークはいいからそろそろ抱いてくれ」のサインと思って
敢えての勘違いで受け流す
のがアキラ式です。
出発
金曜日に出発し、日曜に帰る2泊3日の旅程を組んだ我々一向。
金曜日の仕事の調整がバラバラで、私はどうしても外せない業務のために午前半休を取って移動し、宿泊先でテレワーク・リモート会議の予定を取り、反対に午後半休を取ったメンバーは後から博多で合流というスケジュール。
場所を選ばず仕事ができるようになったのは本当に素晴らしいですね。
10:30羽田✈︎11:45福岡のフライトは少々遅れがあったものの、お昼に到着してまずは腹ごしらえ。
博多駅地下の大地のうどんさんで人気No.1の肉ごぼう天うどんを注文。
丼いっぱいのごぼうの天ぷらは甘くて香り高く、揚げたてで食感も抜群。
大変美味しゅうございました。
これで700円はコスパ良。並んでいましたが回転が速いのですぐに入れました。
今回、ナンパ師3人での旅行ということで普通のビジネスホテルを利用するのはつまらないということで、Airbnbでいい感じのところを探しました。
ビジネスホテルのトリプルルームや、シングル3部屋とってそれぞれ…も無くはないと思いますが、やっぱり
部屋飲みしてそこからセパレートしたい
という意見が一致したので、吟味した結果このDONK中洲というところのデラックスルームを借りることにしました。
1人1泊6千円で、寝室が2部屋。飲み会できそうなバルコニー付きのまさにパリピ物件。
部屋にはレコードプレイヤーなんてオシャレなものがあったり、インテリアも良い感じ。
ちょっとエレベーターや共用部、キッチンや水回りなどは古さを感じますが、海外のホテル感があってこれは正解だったなという感じです。
中洲に至近、天神へも徒歩圏内で、非常にアクセス良好。
ちゃんとしたダイニングテーブルがあるので、夕方から私はリモート会議があったのですが全く違和感なく仕事にも集中できました。
昼に着いたのに一切観光せず、ナンパのための英気を養い、仕事をこなして夜の街に繰り出します。
博多名物の鶏皮を控えめに食べて燃料チャージしていざ出陣。天神ナイトがいま始まる…
つづく