福岡初日
はやる気持ちを抑えつつ、福岡名物の鳥皮夕食を済ませ、軽く一杯ひっかけ攻撃力を上げたナンパ師3人
今回の旅は強い。
前回福岡を訪れた時の学生時代の友人たちは、あくまでも一般人。
それに対して今回の3人は全員がストナンを日常的に行なっていた仲間。
ブランクがあるとはいえ
全員が念能力の使い手
みたいなもん。
そしてすっかり中年太り気味の私と違って2人とも高身長&高スト値の生粋のナンパマン。
女の子の人数によって二手に分かれ、2人組をコンビナンパしてる最中はソロナンに転ずるなど、フォーメーションも自由自在である。
セパレートの心得や、刺さっていない時の損切り判断力など総合力のある
チーム
での戦いである。
何も起きない訳がなかった。
相方Aは肌もツルツル、王子タイプなので王子
相方Bはたかしくんとしよう
適当な名付けさがとりあえずこれで。
久方ぶりの声かけ
鳥皮の店を出た我々は一路ナンパへ。
しかし、全員ストナンをガチで行う頻度はめっきり減ってしまっている。
私は基本、旅先以外で敢えてやる気も起きず、21年は2度3度コリドー街を覗いたくらい。
昔のように毎週彼らとナンパ、コンパしていた時代に比べ、腕が落ちていることは間違いない。
たかしくんに至っては、基礎戦闘力が高いもののここ数年はネトナンにばかり勤しんでいたとのこと。
今回の旅でも彼は2日目の日中一切外出せずにベッドの上から博多の女性を物色するという有意義すぎる時間の使い方をしていた
とりあえず大名〜天神のナンパゴールデンエリアを歩き
「いるぞいるぞ!!!」
とテンション上がりながら女の子の多さに沸き立つも
誰も口火を切らない
これはまずい。
地蔵で終わるのだけは嫌だ
しかし
第一声がなかなか出ない
久しぶりだし、お互いの顔色を伺って
「あの子いく?どうする?」と立ち止まってしまう。
昔の俺たちはこんなじゃなかった
とりあえず2人組とか3人組を見かけたら手あたり次第に声かけしてた
そう。ナンパには3秒ルールというものがある。
女の子を視認したら
3秒以内に声かけろ
というやつである。
理由は様々。
女の子に視認されてからオドオド近寄ると気持ち悪い。
自分の声かけも一瞬でも迷うと出なくなる。
女の子に声かけられそうな隙は3秒しか持続しない。
(ふらふら歩いてると思ったら電話かけ出したり、アクションが変わる)
など。
そんなナンパの基本の「き」みたいな声かけ3秒ルールだが、我々はこの壁を突破できずにいた。
ひよってる奴いるー?
我々ですね。
ただこれじゃどうにもならんと声かけ。
岩田屋の前で2人組の女の子に声かけ。
「こんばんは、なんの帰りですか?」
「えー、太宰府行ってきた」
秒でオープン
これが、、、、これが天神か…!!!!!!!
そうだよ
忘れていた
博多というのは
日本一ナンパに優しい街だってことをね。
女子3人で縁結び祈願に行ってきたそうな。
太宰府といえば学問の神様のイメージだったのですが、彼女たちによると太宰府にはめっちゃ御利益のある竈門神社というスポットがあるそうでして、そこで最近好きな人がいると言う1人の子のために3人で行ってきたんだとか。
「じゃあ早速ご利益ありましたね」
そんなわけで、1人が既に解散済みだったと言うことで人数は不揃いですが和む。
ただ、彼女らは今日は飲みに行く気がないと言うことで損切り。LINEを教えてくれたので一旦よしとしました。
異変
さて、初戦でLINEゲットと言う結果を出した我々。勢い付くかと思いきや王子の様子がおかしいです。
私「王子どうした!福岡に婚活しに行くと言ったのはお前じゃないか」
王子「いや〜俺ちょっとうすうす感じてしまったんだけどさぁ…」
「やっぱ34歳にもなってストナンとかだいぶ痛いんじゃないかと思ってきて…」
え
いや
いやいやいやいやいやいや
何言うてはりますの
しかし、彼のイップスは深刻で、ナンパをしている自分を俯瞰的に見てしまい自分はなかなかに痛いことをしているんじゃないかと言う気持ちになってきたそう。
うん
王子くん
それが正常な感性です
実際そうですよね。
いくらナンパ肯定派でも
大名とか天神とか歩いているの20代前半とかの若者が多いですし
ナンパしている男もちらほらいますけど
見るからに若いし。
認めたくないものですが我々充分おっさんの年齢になりつつあります。
その気持ちわからなくない
と言うわけで、我々はストナンを早々に切り上げまして、彼のたっての希望であった相席ラウンジに行ってみることにしました。
行きの飛行機の中で、相席ラウンジについても実はリサーチを進めていました。
天神では2つの相席ラウンジが有名らしく、
https://fukuoka.oriental-lounge.com
こちらと
こちら。
どちらも非常にアクセスは近く甲乙つけがたいのですが、ホームページにリアルタイムで現在のお客さんの入り状況が男女別でわかると言うのが最大の特徴です。
彼はナンパ中もずっとこのホームページのチェックを怠らなかったのです。
そして、男の方が客が少なく女性が余っている状況とのことで
王子「どうしてもここいきたい」
私「ほならいきまっか」
と言うことでいざ相席ラウンジへ。
ちなみに私はあんまし相席系のお店にいい思い出がないのと
博多で女の子と飲むのに金払う必要ないやろと思ってたので渋々ついていきましたが
福岡に着いてから全然観光していないので、物見遊山がてら楽しんでやろうというくらいのテンションで臨みました。
初日はオリエンタルラウンジの方に行ったんですが、お店の雰囲気はかなり洒落ていて、ドリンクやフードについては粗悪なものではなかったですね。
そして、チェンジにお金はかからないと言う良心的システム。
この女達は違うなと思ったらすぐにチェンジできるシステム。
事前にサインとか決めておいたほうがよかったのかもしれませんが、入店。
そして最初に通された席で乾杯。
オバハンやないか
3:3の席にちゃんとセッティングしてくれたんですが
我々が席に着くや否や、ものすごい勢いで接待を始め、おしぼりは?、何か飲みますか?、お食事何か頼みますか?と
かいがいしく世話を焼いてくれるのはいいものの
男がテーブルについている間だけ食べ放題になる
と言うシステムが生んだ
妖怪飯乞食ババアがそこにいました
いや、女性にこんなこと言うのもどうかと思うんですけどね
自分でも口汚すぎるかと思いますが
パパ活然り、コリドーの擦れた女の子然り、
男の財布をあてにしてタダ飯タダ酒にありつこうとする女性ってほんときついと思うんですよ。
しかも、全く見ず知らずの男にですよ。
楽しい時間を提供してくれるならともかく、最初から金目的って見られたらこっちだって思うところありますよ。
ただ、そんな圧倒的男性不利な条件を提示されるシステムに縋らなければいけない男性側も問題あると思うんですけどね。
需要と供給が成り立つからこの相席ビジネスというのが存在し続ける理由なわけですから。
AFCが産んだモンスターは、速攻でチェンジして別席へ
次じゃ次じゃ!( ´Д`)y━・~~
次に座った席には、明らかに若そうなギャルが3名。
1人は可愛い
1人は超可愛い
1人はバケモン
うん
顔を見合わせる男子3人
そうだよな
戦いだよ
俺は思った
俺の役目はこれだって
俺はこういう時にこそ燃えるんだって
相席ラウンジ行きたがってたもんね。
福岡に来たのも、君が嫁探ししたいって言ったからだもんね。
ここは君たちに奥の席を譲るよ
安定のブス担
ここからの1時間はよく覚えてません。
女子達は21歳とかだそうで
可愛いですね
僕の隣には
魚住が座ってますけど
え?
魚住は男じゃないかって?
いやみなさんそう思うじゃないですか。
でもね、ノリで撮ったこの子達との写真を何度見返してもね
タラコ唇
首のない輪郭
ガタイが良くて
バスケットボールを片手で掴めそうな大きな手
そして無愛想
いやそれ魚住やん。
※マジで激似
そんなこんなで、最初はわずかに
「ポジションはやっぱりセンターなの?」
とかボケたりもしたんですけど
あまりに刺さらないんで心が折れました
まぁ、こっちも34歳の小太りのオッサンですからね。
王子もたかしくんも体型崩れてないし、二人とも高身長イケメンなんで、彼らはちゃんと戦ってましたが、私はというと
岩田屋前でナンパした子とLINE
してました。
たかしくんに後で怒られました。
相席ラウンジで男がヒマそうに携帯弄り出したら何やねんって思いますわな
ただ努力の甲斐あって
翌日のサシ飲みアポに成功
転んでもタダでは起きないというか、さっきの子の方が全然可愛かったんですもの。
結局仲間の奮闘も虚しく、自分も盛り上げられてないこともあって損切り。
結構な出費でしたが、相席ラウンジに可能性は感じたようでした。
でも、バンゲしただけで結局連れ出しも即もできてません。
そして外に出ると
豪雨
仕方なくコンビニで傘を購入。
しばらくナンパを試みたんですが、30代半ばになって雨が降っている中ナンパする気力もなく、ラーメン食べて帰宅しました。
つづく